と、その時。 後ろからガシッと大きい手で 私の左肩を掴んだ人。 それは勿論鈴翔だ。 「てめぇ、ここにいたのか」 「…悪い?」 「当たり前だ。何かあったらどうするんだ」 「さっきナンパされてたよ~?」 海、余計なことを…。 「鈴華、俺から離れんなよ」 「なんで?私がナンパされたって鈴翔には 関係なくない?」 「関係ある。 お前の父さんから頼まれたんだよ。 だからお前を傷つけたくねぇ」