「人間的にですっ」
「お前に、人間的に飽きるとかないだろう。
妻としてはどうかと思うが、見てると面白いのに」
と言ってくる。
……この慌てふためき方がか。
じゃあ、私じゃなくて、仕草が愉快な動物でも飼えばいいのに、と思っていると、秀行が立ち上がった。
「ちょっと来い、茅野」
その顔つきに、あ、ヤバイ感じ、と思った茅野は、秀行がこちらに来る前に、ダッシュで逃げる。
抵抗する術を持たない小動物が勘良く逃げるように自分の部屋にこもり、鍵をかけた。
「お前っ、鍵かけたなっ?」
俺はお前の夫だぞっ、と扉の向こうでわめいている。
「毎日、俺から逃げられると思うなよっ」
「無理やり入ってきたら、警察に訴えますーっ」
「じゃあ、今すぐ110番にかけてみろっ。
相手にされるわけないだろうが、結婚してるのにっ」
「ふ、夫婦でも強姦罪は成り立つんですよーだっ」
「今まで訴えてないのに、いきなり訴えても認められるか」
と言ったあとで、秀行は、
「それにしてもおかしいな」
と言い出す。
「お前に、人間的に飽きるとかないだろう。
妻としてはどうかと思うが、見てると面白いのに」
と言ってくる。
……この慌てふためき方がか。
じゃあ、私じゃなくて、仕草が愉快な動物でも飼えばいいのに、と思っていると、秀行が立ち上がった。
「ちょっと来い、茅野」
その顔つきに、あ、ヤバイ感じ、と思った茅野は、秀行がこちらに来る前に、ダッシュで逃げる。
抵抗する術を持たない小動物が勘良く逃げるように自分の部屋にこもり、鍵をかけた。
「お前っ、鍵かけたなっ?」
俺はお前の夫だぞっ、と扉の向こうでわめいている。
「毎日、俺から逃げられると思うなよっ」
「無理やり入ってきたら、警察に訴えますーっ」
「じゃあ、今すぐ110番にかけてみろっ。
相手にされるわけないだろうが、結婚してるのにっ」
「ふ、夫婦でも強姦罪は成り立つんですよーだっ」
「今まで訴えてないのに、いきなり訴えても認められるか」
と言ったあとで、秀行は、
「それにしてもおかしいな」
と言い出す。



