「…よし」
ほぼ食べ終わっていた夕飯の残りを口に押し込み、持ってきたトートバッグから財布を取り出す。
うん、まぁまぁお金入ってるし…なんかは買えるでしょう!多分。
部屋にあるドレッサーで身支度を軽く整えて出発。
いざ、夜の街へ!
街におりてブラブラとあてもなく歩いていると夜は夜でにぎわいが増していて面白い。
「いらっしゃい!!!」
「これは何ですか?」
「ん?お嬢さん、どっかから来た人?」
「そうだよ、わかるの?」
「ここの名物を知らないなんて観光客かなんかだと思ってね!」
「名推理ですね!そうなんです、さっき来たんです」
お店の人とだいたいこんな会話をしていると面白がってただで物をくれたりする。
師匠の心配は杞憂だったんじゃね?
なんて思いながら果物や焼き菓子を入れた袋を下げ、てくてくと道沿いを歩く。

