恋愛じかけの業務外取引



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平成28年12月28日

山名マヤ 殿


   顛末書


平成28年10月14日以降の私の言動について、下記の通りご報告いたします。

    記

1・貴殿への恋愛感情の発生

具体的な発生時期は記録および記憶がないため曖昧ではありますが、平成28年5月頃には恋愛感情を認識しておりました。
しかし、まったく脈がないうえにお気付きになる様子もなかったため、ビジネスパートナーとしての関係を良好に保ったまま関係を発展させる術を見つけられずにおりました。


2・貴殿との業務外取引について

平成28年10月14日、私が貴殿に殴打されたのはまったくの偶然でしたが、私はこの事実を利用して貴殿との個人的な関係の形成を図り、取引の申し出に至りました。
また、より貴殿の使命感を煽り私に意識を向けることを目的として、翌日は自宅を故意に散らかし、片付けのできない男を装ったことを、この場を借りて謝罪させていただきます。


3・斉藤課長との約束

斉藤課長は、かねてより私が貴殿に気があることをご存知でした。
貴殿がお気付きでないためしばらくは哀れむ視線を向けられる程度でしたが、私が貴殿と個人的な関係を持ったと報告した途端に警戒されるようになりました。
過去に弊社の男性社員(現在は退職)が御社の女性(同じく現在は退職)に恋愛感情を持たせ不当に取引をしていた事例があり、同例を疑わざるを得ないとのことです。
ビジネスパートナーとして良好な関係を保ったまま貴殿との関係を発展させるには、斉藤課長との確執があってはなりません。
そこで私は貴殿への誠意を斉藤課長に認めてもらうため、折衝が難航していたブルーメとの取引契約締結に全霊を注ぐことを約束し、斉藤課長には、契約を締結できたあかつきには貴殿への誠意を認め、私と貴殿の関係発展を歓迎してくださることをお約束いただきました。


(2枚目に続く)