「いま顔が強ばったよな?」

「私がいま言う事信じるなら話すよ?」

「内容によるな。」

「あんたの仲間と会ってたって言ったらどうする?」

「はぁ!?」

「言ったらその子を雷牙から追い出すの?私と同じように…」

辛かったあの日を思い出す。
朔は黙った。

「……」

これ以上話しても無駄だと思って私はじゃーねといって帰った。

その後旧音楽室に来いって麻里絵からメールが来た。