……ほらいったじゃん、きたない変幻の体に似合わないって…… 恥ずかしくなってうつむけば、抱きしめられる。 太陽神の息子だからだろうか、すごくあたたかい。 「……すごく、美しいな。ふふ、まるで小さな女神だ」 「一一っ」 とろけるような笑顔。 泣きたくなるくらい、胸が締め付けられた。 ああ、わかった。 太陽神の息子だからじゃない、彼だからだ。 彼自身がどうしようもなく熱いから、だからー一私の体も熱いのだ。