アナタはとてもウソツキだけど さすがに夢の中までは 嘘を持っては行けないのね 眠れない私に アナタは違う名前を呼んだ 望むほどに遠ざかる まるで傾いた月のよう ならばアナタを沈めてしまおう 記憶の底に沈めてしまおう 泥の船に乗せて この愛の錘で沈めてしまおう 息ができないのはそのせいよ 私がアナタの首に手を掛けた そのせいよ 二度と違う名前を呼ばないよう せめて最後は 私の名前を呼んで 沈んでしまえば それでいい 【#449 泥の船】