【完】クールな彼とルームシェア♡



男の子だもんね、舜君とシンさんの分は多めに作っておいてよかった。


お皿に盛り付けて、テーブルに並べる。


舜君も手伝ってくれたおかげですぐに用意は終わり、向き合ってテーブルに座る。



「いただきます」



座るやいなや、すぐさま手を合わせてハンバーグにお箸を伸ばす舜君。


私はドキドキしながらその反応を待って、じっと見つめた。


パクッ。



「…うっまい…、幸せすぎる…」



よ、よかった…。

お世辞でも嬉しいことを言ってくれる舜君は、本当に美味しそうに食べてくれて、こっちまで嬉しくなる。