【完】クールな彼とルームシェア♡





「やったっ…」



すっごく、嬉しい…。


頬がだらし無く緩むのも抑えられなくて、なんだかもうとても嬉しい気持ちで胸がいっぱいになって、頬を手で覆う。


人に肯定されることが、こんなにも嬉しいだなんて思わなかった。



「…〜ッ、待って。その反応はダメだって」


「…?どうしたの?」


「俺、昨日からどれだけ我慢が効く人間が試されてる気がする…」


「え?え?どういうこと?」


「…なんもない。こっちの話」



1人でブツブツと何か言っている舜君に、疎外感を感じて眉の端を下げる。