【完】クールな彼とルームシェア♡


あたふたしている私を側に、舜君は綺麗な形をした唇をゆっくりと開く。



「俺も女は苦手」



ドキッと、した。

悪い意味で。


やっぱり…そうだよね…。



「ていうか嫌い。…でも、つぼみは特別」



再び驚いて目を見開いた私。


特別…?私が?



「私…特別なの?」



女の子は嫌いだけど、私は、大丈夫でいてくれる…のかな?


微笑んで、頷いた舜君。

私はとても嬉しい気持ちになって、さっき舜君がくれた言葉を返した。