【完】クールな彼とルームシェア♡



すると、頭を優しくポンッと叩かれた。



「俺、特別なの?」



予想外の反応に驚いて舜君を見ると、どこか嬉しそうな、そんな表情をしていた。


黙って首を縦に振ると、無邪気な子供みたいな笑顔になった舜君。



「やった」



え…?

な、なにっ…!

急に子供みたいに無邪気になった舜君に戸惑いを隠せない私は、一瞬目を見開いて目の前の彼を見る。


意外すぎる一面に、キュンとしてしまった。

こんなの、キュンとしない方がおかしい…!


今のは舜君が悪い…〜っ。