「荷物、台所置いたらいい?」


「はいっ…!重かったですよね?ありがとうございます!」


「このくらいなんともないって。俺ってそんなナヨい?」



少し不機嫌そうに下唇を噛む姿に、必死に首を横に振る。


ナヨいって、ひ弱そうってことだよね…?



「そんなことないです!舜君は凄くカッコいいですよ…?」



確かにスタイルが良いから細身に見えるけど、手も大きくて身体もガッチリしていて、男の人って感じだ。



「ッは?…あ、そ。…どうも」