【完】クールな彼とルームシェア♡



…え?


ちが、う…だって…


…舜君も男の人、だよ?


じゃあ、舜君は?


怖い…?…ううん、怖く、ない。



「つぼみ?落ち着いたか?」


「舜、くんっ…」



そうだ、男の人は、怖くて、嘘ばかりついて、苦手。


なのに、舜君は優しくて、温かくて、いつも私を助けてくれる…守って、くれる。


自分が舜君に対しては、男の人に感じる苦手意識を持たず接していられること、

こうして、抱きつきたり、触れられること、


そのことに気づいて、驚きや戸惑いで涙が止まった。



男の人は、みんな苦手。


…違う。

舜君のことは…?



「ご、ごめんなさいっ…私、バカみたいに泣きじゃくって…」


「謝らなくていい。1人で怖かっただろ?」



顔を上げて、目と目が合って、気づいた。

舜君が、とても心配したように、とても優しい目で、私を見ていたことに。



ーーーーードキン。



ど、うし、よう…

心臓がドキドキする。



「助けてくれて…ありがとうございますっ…」



胸の高鳴りを隠すように、舜君から目を逸らす。


なにこれ…泣きすぎて、体調崩しちゃった…?