【完】クールな彼とルームシェア♡




ーーーピンポーン


と、そんな機械音を響かせお母さんがインターホンを鳴らした。



ーープツッ


『マスミさんかい?』


「マスミです!」


『待っていたよ!さあ、上がって!』



インターホン越しに聞こえたシンさんの声は、私たちを歓迎してくれているようだった。



お母さんの後を付いて行き、家の中に上がらせてもらう。


うわ…本当に綺麗なお家。

「おじゃまします…」とか細い声で言えば、廊下の奥にある扉からシンさんが勢いよく出迎えてくれた。



「マスミさん!つぼみちゃん!おかえり」


「うふっ、ただいまシンさん!」



早速ラブラブオーラ全開の2人に気圧されながらも、「おじゃまします…!」ともう一度言う。