何度言えばわかってくれるのだろうか…毎回断るのも心が痛むし、もうお誘いはやめてほしい…。
そんな私の心中を知ってか知らずか、懲りることなく誘い続けてくる彼女に、溜息を1つ。
「あんたもそろそろ、男嫌いどうにかしなさいよ…」
「嫌いって訳じゃないんだよ…?ただ少し、苦手で…それに、私放課後は家のことするって決まってるから…ごめんねサキちゃん」
「うッ…可愛いから許す」
毎度その、可愛いから許すってなんだろう?
いつも不思議に思っているけど、とにかくわかってくれたようなので良しとしよう。
持ち帰るものを鞄に入れ、帰る支度を済ませる。

