まるで、ありがとうという私に、なんて言葉を返していいのかわからないと言っている様だった。 やっぱり、少し不器用な人なのかもしれない… 舜君の可愛い一面に、密かに微笑んだのだった。 「きゃっ!見て!高神様!」 「王子だ!朝から見れるだなんて幸せ〜!」 学園の正門前付近に着くと、通学中の生徒が増えてそんな声がちらほらと聞こえ始めた。 舜君…やっぱり人気なんだ…! 女の子たちみんな、目をきらきらさせている。