「ふふっ、今日はお祝いね。舜君、つぼみ、好きなもの言いなさい。今日は外食よ!」 「…つぼみの飯が、1番美味いです」 「まぁ、熱々ねぇ〜」 「そう言わずに。今日くらいつぼみちゃんも家事を休んで、さ、行こうか」 大好きな3人と、とても幸せな雰囲気に包まれ、私はだらしない顔で笑った。 次の日、いろんな緊張から解き放たれた私が高熱を出して寝込んでしまったのはまた別のお話。