「俺とつぼみは、付き合っています」



直球な舜君の言葉に、2人は驚いたように目を見開いた。


そ、そりゃあ、驚くよね…。



「親父とマスミさんの結婚を、俺たちは祝福しています。2人には幸せになってほしい。俺たち2人の意見です。でも…俺たちのことも、認めてもらいたい」



舜君は、頭を深く下げた。


それに続いて、私も頭を下げる。


少しの間、私たち4人の中に沈黙が流れた。