あっさり別れられるほど、つぼみにとってはその程度の気持ちだった…? 「あっそ」 吐き捨てるようにそういった俺の声は、驚くほど低かった。 なんか、どうでも良くなってきた。 俺1人、必死になってバカみたいだ。 この場にいたらなにを口走ってしまうかわからなくて、つぼみを置いて屋上から出て行こうとした。 けれど、そんな俺の制服の袖を、小さな手が掴む。