その理由を言ったつぼみに、俺は突然怖くなってしまったのだ。
もし、俺たちが交際することを反対されたり、それが原因で親父たちの再婚が無しになったりしたら…
…つぼみは、あっけなく俺を捨てられるのか?
親の幸せと俺を天秤にかけたら、間違いなくつぼみは親の幸せを選ぶのだろうと思った。
ただでさえ不安になっていたのに、昼休み明らかにつぼみに好意を持っている男のところに行くとか言い出すし。
友人もいると言ったから、しぶしぶ行くなという言葉を飲み込んだ俺。
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