「好きだよ。本当に、僕は君が好きだ」 ーーーコウタ、さん…。 「だから、2つだけお願いがある」 「2つ…?」 「うん、1つはね…」 一瞬その先の言葉を飲み込んだように唇を噛み締めてから、決心したように口を開いたコウタさん。 「僕をフッてほしい」 その顔は、いつもの優しい笑顔で、私は無性に泣きたくなった。