【完】クールな彼とルームシェア♡




そう言って顔を上げたコウタさんが、今にも泣きそうな顔をしていたから。


まるでコウタさんの気持ちが、私の中に流れ込んでくるみたいに、胸が苦しくてたまらなくなった。



どうしよう…何か、言わなきゃ。


そう思うのに、言葉が出ない。



私とコウタさんの間に静寂が流れ、この場から逃げ出したいと思った時だった。




「ただいま戻りました!!!……って、あれ?」



サキちゃんが戻って来て、私たちの様子を交互に見て何かを察したらしい。