「ふふっ、お疲れだったんだろうね。私も、お風呂はいって寝ようかな」 洗い物も片したし、洗濯ものも畳んだし…よし、全部済んだ。 リビングからでて、浴室へ行こうとした時、舜君に手を掴まれる。 「…?」 「つぼみ、風呂上がったら部屋来て」 不思議に思いながらもこくりと頷けば、舜君は先に部屋へ戻っていった。 お風呂からでて、舜君の部屋に行く。 ノックをしてから扉を開けると、椅子に座りながら勉強中の舜君の姿。