【完】クールな彼とルームシェア♡


よ、呼び捨て…



「あ…えっと…じゃ、じゃあ、舜君じゃダメですか…?」


「…うん、それで」


「私も…つぼみって呼んでください…。流石に苗字って変だと思うので…」


「……わかった」



それ以降の会話が続かず、私たちの間に沈黙が流れる。


な、何か言わなきゃ…!


そう思うものの、何の言葉も浮かばないまま静けさは増していく一方で、気まずくてたまらない。


意を決して俯いていた顔を上げ、口を開こうとした私の視界に映ったのは、舜…君の、赤みを帯びた顔だった。


ーーーえ?



「…じゃあ、おやすみつぼみ」


「あっ…はいっ…」



照れくさそうにそれだけ言って、舜君は1階へ降りていった。