休日の、午前9:00。


そろそろ、舜君起こしに行こうかなぁ…。



今日は日曜日なので、いつもより遅い朝。


舜君は起こす人がいないと、いつまでも寝れてしまうみたいなので、休日は9時に起こすことになっている。


部屋の扉を3回ノックして、中に入る。



「しゅんくーん…、おはよう…」



少し小さめな声で言ったけれど、夢の世界にいる舜君には届かなかった様子。


私は舜君が眠るベッドの隣に座って、気持ちよさそうに眠る寝顔を眺めた。