【完】クールな彼とルームシェア♡



普段使われていない裏口から学校を出たので、初めてみるのも無理はない。



「わ、私…電車で帰れますよ…?」


「そんなこと言わずに。今日は僕と、帰ってくれるんだろう?」



ねだられる様に言われて拒否できるはずもなく、私は恐縮な気持ちで車内に入る。


中はさらにキラキラしていて、車の中とは思えない広々としたスペースに真っ赤な革のソファ。

煌びやかなテーブルが置かれていて、高級感が溢れていた。


ど、どうしようっ…座れない…!



「どうしたの?どうぞ座って」



コウタさんは不思議そうな顔でそういって、私を座らせた。



お、落ち着かないっ…。