私はきっと、コウタさんの優しさに甘えていた。 だから…気づかなかったんだ。 「僕なら…君を泣かせたりしないのに」 少し離れた場所で私の後ろ姿を見ながら、コウタさんがそんなことを呟いていたなんて… ーーーーー ーーー 「さぁ、乗って」 ちょ、ちょっと待ってください…。 電車通学とはちょっと違うって言ってたけど…こ、これは…!? 目の前には、一台のリムジン。 は、初めて見た…って、感心してる場合じゃなくて、コウタさん、いつもこれで通学してるんですか…っ?