「いや、何もない。2人がうまくいくように祈ってるよ」 その言葉に、私は笑顔を返して頷いた。 時、ポケットの中のケータイが震える。 …誰だろう? ケータイを取り出して画面を見ると、一通のメッセージ。 それは、舜君からのもので…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 舜君:今日先に帰ってて。 危ないから女性専用車両ある電車に 乗れよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー …っ。 帰れない、か…。 「どうしたの?」 「あ、いえ…」 曖昧な返事をすれば、ん?と聞き返される。