中途半端な考えの私が、この子の恋路を邪魔していいの? でも、だからって舜君が他の女の子と恋するのを、私は協力なんてできるの? 笑って、見守れる? ……痛い…。 どうして、心臓が、こんなにも痛いの…。 「お願い時田さん、お願い…」 「……手紙、渡すだけなら…」 本当は、渡したくなんてない。 でも、私が他の子の恋を邪魔する権利もなくて…。 消え入りそうな声でそういった時、足音が聞こえた。 その足音は後ろから近づいてきて、ゆっくりと振り返る。