【完】クールな彼とルームシェア♡




行き場を失った私の手は、だらしなくたれ下がり、解放される時を待つ。



「あー、やべ。風呂で頭冷やしてくるわ」


「う、うん」



や、やっと離してくれたっ…。


髪をくしゃくしゃと掻き、お風呂へ行ってしまった舜君。


残された私は、熱い両頬を手で覆い、力が抜けたようにソファへ座り込んだ。


あ、ああ…どうしよぅ…



「私、とんでもないこと言っちゃったっ…」



そ、それに、舜君は待っててくれるって…

でも、それに甘えてちゃダメだよね…


私も早く、自分の気持ちを見つけなきゃ…!