「は?何が…「舜君怒ってるよねっ…?私が、今日はいっぱい心配かけちゃった、から…ごめん、なさいっ…」
舜君に、嫌われてしまったかもしれない。
そう思うと、胸が張り裂けそうなほど痛かった。
「ちょっと待て、つぼみ?あー、ごめん。俺が悪かったから、泣くな」
「しゅ、ん君、は、何も悪くないっ…」
「いや、俺が悪かった。大人気なかったな、ほんとごめん」
腕を優しく掴まれ、引き寄せられる。
次の瞬間にはもう、私は舜君の腕の中にいて。
聞こえる心音が、とても心地いい。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…