「そっか…ふっ、ただの噂ってことだね?」 あ、あれ? 一瞬会長さんの笑顔に黒いものが混じっている気がして目をこする。 き、気のせいだよね…? 本当に私の気のせいだったようで、ティーポットとクッキー、ティーカップとソーサーを2つずつ乗せて、会長さんはソファの前にあるテーブルにそれらを綺麗に並べた。 「座って?」と言われ、少し気が引けたけれどせっかくの好意を無下にするのも申し訳ないと思い、大人しくソファに座る。 「どうぞ」