【完】クールな彼とルームシェア♡



信じてくれてない…しかも、話が戻っちゃった…。



どうにかこうにか問い詰めてくるサキちゃんをスルーし続けること数時間。

4限が終わった頃には、サキちゃんも諦めたのか聞いてこなくなった。



「誰か資料運ぶの手伝ってくれないかぁ〜」



授業終わり、先生が困ったようにクラスの生徒に声をかけていた。


クラスメイトたちは聞く耳を持たないどころか、先生を無視して早速お昼ご飯を食べる準備をしている。


か、可哀想…。



「私でよかったらお手伝いしますよ…!」