一旦離れよう、じゃないとマズい。 なにがマズイかって、それは聞かないでほしい。 「や、だめっ…」 「…ッ、つぼみ?」 息が止まるかと思った。 つぼみを座らせ、抱きしめる手を離した途端、つぼみが再び抱きついてきたのだ。 「お、願いっ…」 「大丈夫だって、な?ちゃんと隣にいるから」 「ぅ、ぎゅーってしてちゃ、だめ?」 風呂上がりで、火照った頬。 潤んだ瞳、垂れた眉。 弱々しい力で俺にしがみつく、小さな手。