駆け寄って肩に手を優しく添えれば、怯えように震えながら、俺の方を見たつぼみ。 ーーーーーゴロロロロッ! 「っっ」 「…ッ、つぼみ!?」 雷が鳴り響き、それと同時に、つぼみが俺に抱きついてきた。 一瞬、パニックになる俺。 「か、かみ、なりっ…」 「…あ、怖いのか?」 冷静を保ちそう尋ねれば、何度も頷くつぼみ。 なるほど。 「大丈夫大丈夫。そんなに近くで鳴ってねぇし、落ちないよ」 背中を摩り、優しくそう言えば、首を何度も縦に振るつぼみ。 再び雷音が聞こえ、つぼみがビクッと身体を震わせた。