「は?」 突然立ち上がった舜君は、ありえないとでも言うかのような表情でお母さんとシンさんを見る。 「1週間って…突然過ぎるだろ…」 「いやぁ…すまない、どうしても営業で行かなくてはいけなくて…」 「突然で本当にごめんなさいね…」 焦ったように髪を掻く舜君と、申し訳なさそうな2人。 なんだか、悪い雰囲気だけれど… 「お仕事なら仕方ないですよね。頑張ってきてください」 お母さんが家を開けるだなんて、よくあることだったもの。 1人笑顔を浮かべれば、驚いた表情の3人の視線が私に集まる。