【完】クールな彼とルームシェア♡



舜君の手が、私の方へ伸びてくる。


動けない私は、その行く末を見守ることしかできなくて…


あと少し、舜君の手が、私の頬触れる。


その、直前だった。




ーーーーーガチャッ




玄関の扉が勢いよく開けられた音が響いたのは。



「「ただいまぁ〜…!!」



その音の後に、お母さんとシンさんの声が続いた。


舜君の手が、私から離れる。


〜っ、び、びっくりした…。



「お、おかえりなさい2人とも!」



慌てて立ち上がり、2人をリビングへ向かい入れる。


な、なんだったんだろう…今の…



「ご、ご飯出来てるよ…?すぐに食べる…?」



動揺を隠すように、2人に微笑みかける。


一方、舜君は一言も言葉を発さない。