【改訂版】異世界でわたしは恋をする

「相変わらず、元気だな。私の宝物達は」

庭を走り回る子供達を、ウィルは呆れながらも笑顔で見ていた。

「うふふ、誰に似たんでしょうね?」

「おてんばなのは君じゃないか?」





この世界に来て、ずっと私を支えてくれた人。

私を愛してくれた人。


大切な人が、今、私の隣にいる。




「ねえ、ウィル」

「なんだい?」

「私、とても幸せだよ。ありがとう。・・・愛してる」

「ずっと君のそばにいるよ、私の愛しいユーリ」






ウィルは私を抱きしめた。




私達の幸せを祝福するように、メルンの花が風に一斉に揺れた。




~fin~