【完】家出少女と、**王子。




自販機を探して校舎横まで来た時、裏の方から、やめてください…、というか細い女の子の声がした。





「……………??」





気になって、校舎裏を覗くと、
其処には、怖そうな男子に手を掴まれて怯えている可愛い女の子。






…はぁーーー。




いるよね、こういう奴。






「おい、その手離せよ。」



私は、女の子の手首を掴む男子の肩に、手を置く。






「んだよ、テメェ!!」


うわぉ、激おこ。





振り向きざまに殴りかかってきた男子の拳をサッとかわし、そのままそいつの鳩尾に、膝をめり込ませる。





「ぐっ……」







「あんたが私に喧嘩を挑もうなんて、無謀すぎんのよ。」