【完】家出少女と、**王子。







やって来たのは、ホームレスが数人いる公園。




私は彼らの隣に座る。




もう、薄暗くなった公園には、誰もいないし、誰かが入って来る気配すらない。





私は先程コンビニで買ったパンをホームレスの人に配った後、自分も一口かじった。






「へっ、くちっ!」





夏でもやっぱり、夜は寒い。



夏服だからなー…。







帰りたい……





けど、あの家には戻りたくない……












と、その時。







「ねえ、君。そんなところで何してんの?」



「もしかして、家出?」