【完】家出少女と、**王子。





「美咲さん!!!」



廊下に、湖城の声が響いた。





「廊下で叫ばない!んでもって、走らない!!」







自分のことを棚に上げて言うと、湖城はすみません!と立ち止まる。






す、素直すぎんだろ…!









「でも、僕が美咲さんを想う気持ちは、本物なので!」





だーかーらー!









公開告白はやめろーー!!!!







私は、今日はどうしても湖城の隣に座る勇気がなかったので、午後の授業は全てサボった。








やっぱり私は、アイツが大嫌いなんだろうか。