湖城の隣での授業は、あっという間に過ぎて、昼休み。
「も〜も〜か〜!!」
「ごっ、ごめんって、美咲!だって、あまりに面白…こほんっ、可哀想な光景だったから…!」
「可哀想なら、ニヤニヤと見つめないでよ!あと今面白いって言いかけたでしょ!?」
「ごめん!本当にごめんってば〜!!」
私は桃華に怒っていた。
普通友達が困ってるんだからさ、助けようとか思うでしょ!
何故ニヤニヤと見つめる⁉︎
「でも、本当にお似合いだと思うんだもん。王子と美咲。」
その言葉に、私は食べていた卵焼きを見事に喉に詰まらせ、ゴホゴホとむせる。
「ちっ、ちょっとやめてよ、桃華!私がアイツのこと嫌いなの、あんた知ってんでしょ…‼︎‼︎」
そこへ、今まで消えていた湖城が戻って来た。



