そう考えている間にも皆は、ご飯を食べ終わったみたいだった。
それでも、自分の部屋には戻ろうとせず、テレビを見たり、スマホを弄ったり、本を読んだりと誰もリビングからは出ようとしなかった。
涼くんとかあんなに部屋に戻りたいって言ってたのにおかしいなと思いつつも自分も最後まで食べ終わった。
それでも誰も戻ろうとはしなかった。
この家では普通なのかな?と思いつつも台所で洗い物をしていた仁君に聞いた。
「皆部屋に戻らないの?」
「普段は皆すぐ自分の部屋に戻るんだけどね。咲希ちゃんがいるからじゃないかな?」
仁君はフフ、と笑いながら皆を見ていた。
