あからさまに誕生日を強調してお母さんの方を向くと
「プレゼントならあげたじゃない。婚約者っていうプレゼント☆しかも、8人も。皆イケメンだし文句ないでしょ?あ、いっけない!咲希もぅ、空港に行かなきゃだから、あとは宜しくね、じゃ、みんな行こ!」
慌ただしくお母さんが出ていく。
賢治さん、仁奈さんも大きいカバンを持っていた。
....いつの間に準備してたんだよ。
「咲希。おみやげ買って来てあげるからな?」
お父さん、おみやげはいいから早く帰って来てください。
「バカ息子達のことよろしく頼むわね?咲希ちゃん。
あ、違ったわね。未来の花嫁さんだったわね!ウフフ」
仁奈さん、今の絶対わざとでしょ。
てか、この状況絶対面白がってるでしょ。
「ごめんね?咲希ちゃん。俺には止められなかったんだ。もし何かあったら、いつでも電話しな?いいね?」
け、賢治さん。私、とても感激です!!
唯一まともなのが賢治さんしかいないけど、まともなのが賢治さんでよかったわッ!
