私の婚約者達。




だが、うちの母親はケロッとした顔でいて。



「あら、言い直さないわよ。ていうか、咲希には今日からここに住んでもらうから。あ、ちなみに私と、勇吾くんと、仁奈と、賢治くんは今日から海外旅行に行ってくるから!!安心してね☆」





…は?



「え?安心してね☆の意味がわかんないんだけど、ていうか、年頃の女の子を男しかいないこの家に残すのか?!それでも私のお母さんなの!?」



「何言ってんのよ。あなたのお母さんに決まってるじゃない。大丈夫?」




いやいや、なんでこっちが本気で心配されてんの?




「ダメだ。話が通じない…。お、お父さん。お父さんは良いのか?大事な娘だぞ?私。ここはビシッと言ってください!」



最後の頼みのつなだ!



私は涙目でお父さんの方を見た。



「大丈夫!お前ならやっていけるさ!なにしろ俺と穂乃花の子だ!」



自信満々で胸を張りながら満面の笑みで言ったお父さん。



「うん!ありがと、嬉しいよ!......って違う!そういう事じゃない!」



お父さんもダメだ。どうなってるんだこの親達は。




「ノリツッコミとはやるなぁ咲希ちゃん。」



け、賢治さん。そこ感心するとこじゃないよ。