「なんかエロイな」
高木先輩は、さっきの姿勢のまま見続けている。
「おまえがいるからだろ。奈々ちゃんの顔が違う」
当たり前って感じの市原先輩の言葉に、耳まで熱くなる。
なんてことを言いだすんですか。
ふと見た高木先輩の左頬が上がった。
意地悪そうな、それでいて艶のある雰囲気にドキンと心臓が跳ねる。
そんな刺激的な中、必死で平常心を保って動かないようにしていたのに、
「市原。おまえ、この姿見て何とも思わないか?」
高木先輩は自由に質問する。
思う訳ないじゃん。
市原先輩はすっごくモテるんだよ。
そう心でツッコんだら、
「思わない訳ないだろ」
なんでもないという感じで答えた市原先輩。
高木先輩は椅子から落ちそうな勢いで驚いている。
「え?」
私も喉の奥の方から声が出て、絶句して起き上がった。
「何も思わなかったら、描きたいとも思わないだろ」
市原先輩は平然と言った。
「え、え?」
驚く私と、
「奈々!服着ろ!帰るぞ!」
怒り出す高木先輩。
そんな中、市原先輩はやっぱり余裕の笑みを浮かべていて、
「エロティシズムの中に芸術があるんだよ」
独自の芸術観を嬉しそうに披露した。
高木先輩は、さっきの姿勢のまま見続けている。
「おまえがいるからだろ。奈々ちゃんの顔が違う」
当たり前って感じの市原先輩の言葉に、耳まで熱くなる。
なんてことを言いだすんですか。
ふと見た高木先輩の左頬が上がった。
意地悪そうな、それでいて艶のある雰囲気にドキンと心臓が跳ねる。
そんな刺激的な中、必死で平常心を保って動かないようにしていたのに、
「市原。おまえ、この姿見て何とも思わないか?」
高木先輩は自由に質問する。
思う訳ないじゃん。
市原先輩はすっごくモテるんだよ。
そう心でツッコんだら、
「思わない訳ないだろ」
なんでもないという感じで答えた市原先輩。
高木先輩は椅子から落ちそうな勢いで驚いている。
「え?」
私も喉の奥の方から声が出て、絶句して起き上がった。
「何も思わなかったら、描きたいとも思わないだろ」
市原先輩は平然と言った。
「え、え?」
驚く私と、
「奈々!服着ろ!帰るぞ!」
怒り出す高木先輩。
そんな中、市原先輩はやっぱり余裕の笑みを浮かべていて、
「エロティシズムの中に芸術があるんだよ」
独自の芸術観を嬉しそうに披露した。

