ともちゃんと帰る支度を始めると吉岡も一緒に帰ると言い出したから、まずは一番近い駅までともちゃんを送ることにした。
「ともちゃん。なんかあったの?もう恋愛はいい、みたいなこと……」
「うん。あった」
「大丈夫?」
「うん、もうかなり復活したよ」
「そっか……」
「好きになった人に奥さんがいたの」
「えっ。ともちゃん、それ……」
「うん。不倫。でも知らなかった」
「もう終わってるの?」
ともちゃんは頷いた。
その横を吉岡は黙って歩いている。
「奈々ちゃんも?」
「うん…あった。って言うか……」
吉岡の前だと言い辛い。
「何?」
「もう。私、恋愛はいい!捨てる!」
寒空に大声で言い切ってやった。
妙に気分が良い。
「私も。もう仕事に生きる!」
ともちゃんも私に同調して笑った。
「俺も」
横から、吉岡も低い声で会話に入ってきたから驚いた。
「吉岡も?」
「なんかあったの?」
「はぁー。女はわかんねー」
そう言った吉岡の口元が笑っている。
「なんかさ。私たちって恋愛下手だね」
「そうだね」
「上手くなりたくもねーよ」
吉岡の一言に3人とも無言になった。
黙って駅までの道を歩く3人を包むのは町の喧騒。
それぞれが辛い恋愛を思い出しているのがよく分かる。
「じゃ、またねー」
美人のともちゃんが明るく言うけど、無理しているようにも見える。
見なかったふりして笑顔でともちゃんを見送って、戻ろうとしたら
「何?」
吉岡もついてきてた。
「ともちゃん。なんかあったの?もう恋愛はいい、みたいなこと……」
「うん。あった」
「大丈夫?」
「うん、もうかなり復活したよ」
「そっか……」
「好きになった人に奥さんがいたの」
「えっ。ともちゃん、それ……」
「うん。不倫。でも知らなかった」
「もう終わってるの?」
ともちゃんは頷いた。
その横を吉岡は黙って歩いている。
「奈々ちゃんも?」
「うん…あった。って言うか……」
吉岡の前だと言い辛い。
「何?」
「もう。私、恋愛はいい!捨てる!」
寒空に大声で言い切ってやった。
妙に気分が良い。
「私も。もう仕事に生きる!」
ともちゃんも私に同調して笑った。
「俺も」
横から、吉岡も低い声で会話に入ってきたから驚いた。
「吉岡も?」
「なんかあったの?」
「はぁー。女はわかんねー」
そう言った吉岡の口元が笑っている。
「なんかさ。私たちって恋愛下手だね」
「そうだね」
「上手くなりたくもねーよ」
吉岡の一言に3人とも無言になった。
黙って駅までの道を歩く3人を包むのは町の喧騒。
それぞれが辛い恋愛を思い出しているのがよく分かる。
「じゃ、またねー」
美人のともちゃんが明るく言うけど、無理しているようにも見える。
見なかったふりして笑顔でともちゃんを見送って、戻ろうとしたら
「何?」
吉岡もついてきてた。

