コクリバ 【完】

俳優系と丸顔の話だと、洋祐先生もそこまで真面目に研修をするつもりもなく、アルコールや花火も持ってきているらしい。

目的地に着くまでの1時間は、4号車の中は笑いが絶えなかった。
真理子先生のターゲットも決まったようだ。

キャンプ場に着いたのは私たちが一番最後で、慌てて集合場所まで走ったけどそれさえも可笑しくて顔が緩む。

だけどそこからは、私たち女子チームと洋祐先生は幼稚園教諭としての仕事が待っていた。

まずはキャンプ場の方にご挨拶。
そして来年度の打ち合わせ。

ランチをしながらのミーティングは続く。

洋祐先生はどうやら園児たちにも調理をさせたいらしい。
でもそれには友紀奈先生が反対していた。
確かに怪我が一番心配だ。

洋祐先生 対 女子先生チーム 

という図式になって、洋祐先生は諦めた。

他にも何個か確認したところで、
「そろそろ俺らの部屋にも行こうぜ」
と、洋祐先生の仲間たちが言い出して、ランチミーティングは終了となった。

明日帰るまでに、何度となくミーティングが行われそうだ。

一旦、車まで荷物を取りに戻って、次は今日泊まるコテージに移動した。

コテージは4棟予約してあって、車に乗った順に部屋も割り振られた。

私たちは3号車だったサキ先生と新人の理恵先生と同じコテージに入った。