お昼を過ぎたころ、家に帰る準備をしていたら、
「もう帰るのか?」
二度寝から起きてきた兄に言われた。
「うん、明日も早いから」
「は?明日は土曜だぞ」
「明日からキャンプ研修なの」
「なんだ。そんなのあるのか?」
「来年のために下見に行くの」
「誰と?」
なぜか、こんな時の兄は鋭いと思う。
別にやましいことなんて一つもないんだから、私も動揺しなければいいのに……荷造りをする手が止まる。
「……」
「誰と行くんだ?」
更に凄みを効かせる兄に嫌気がする。
「先生たちだよ」
「ふーん。責任者は?」
「……副園長」
「副園長?そんなのいたのか?」
「うん」
「ならもっと堂々としてろよ。そんなオドオドしてるからなんかあんのかと思うだろ?」
「オドオドなんてしてないよ」
副園長が若くて独身とか、サポートに副園長の友達が来てくれるとか、幼稚園の先生も8人でサポートの人たちも8人とか……そんなの言える訳ない。
「もう帰るのか?」
二度寝から起きてきた兄に言われた。
「うん、明日も早いから」
「は?明日は土曜だぞ」
「明日からキャンプ研修なの」
「なんだ。そんなのあるのか?」
「来年のために下見に行くの」
「誰と?」
なぜか、こんな時の兄は鋭いと思う。
別にやましいことなんて一つもないんだから、私も動揺しなければいいのに……荷造りをする手が止まる。
「……」
「誰と行くんだ?」
更に凄みを効かせる兄に嫌気がする。
「先生たちだよ」
「ふーん。責任者は?」
「……副園長」
「副園長?そんなのいたのか?」
「うん」
「ならもっと堂々としてろよ。そんなオドオドしてるからなんかあんのかと思うだろ?」
「オドオドなんてしてないよ」
副園長が若くて独身とか、サポートに副園長の友達が来てくれるとか、幼稚園の先生も8人でサポートの人たちも8人とか……そんなの言える訳ない。

