【プライド】
『くそ……』
優空との戦闘を終えた俺は、ボロボロの体を引きずりながら廊下を歩いていた。
こんな姿は、誰にも見られたくない。
それなのに、なんで部屋に戻るだけでこんな長い廊下を歩かないといけないんだ。
『エンヴィーたちは、戻ってきたのかな?』
俺は、ラストやスロウスたちよりも、エンヴィーのことが一番心配だ。
彼女は、俺の姉さんだけど、戦闘には不向きな性格をしている。
エンヴィーは、七つの大罪の中では誰よりも優しい子だ。
そんな彼女に俺のこんな姿は見せられない……。
『しばらく傷を癒すために外には出ないでおこう……』
グラトニーがからかってきても無視だな。
そんなことを考えながら歩いていた時、すぐ近くで聞き覚えのある嫌な声が聞こえてきた。
『なぁ、少しくらい俺の遊び相手になってくれよぉ』
『あいつか……』
俺が心底嫌っている奴、暴食の妖精グラトニーだ。
俺はあいつが大嫌いだ。
あいつは、次男でありながらエンヴィーやラストを虐めて楽しんでやがる。
人間で言うと、権力者が弱者を虐めているようなものだ。
エンヴィーとラストは妹だというのに。
いつもはラースが傍にいるから、グラトニーも簡単には手出ししてこない。
となると、今はラースが傍にいないのか?
『およそ、ラスト辺りが虐められてるだろうな……。エンヴィーはラースから離れないし』
そんなことを考えて、グラトニーのいる場から立ち去ろうとした時、俺の耳に声が届いた。
『や、やめて……。グラトニー……』
『っ!!』
もちろんその声には聞き覚えがある。
俺がその声を聞き違えるはずなんてない。
俺は廊下の角からグラトニーの様子を伺い、奴の目の前にいる人物を見て驚く。
『エンヴィー?!』
なぜエンヴィーがここに居るんだ?
普段ラースから離れないエンヴィーがここに来るのは珍しい。
ここは俺の部屋やスロウス部屋、それに今エンヴィーの目の前にいるグラトニーの部屋がある階だ。
『くそ……』
優空との戦闘を終えた俺は、ボロボロの体を引きずりながら廊下を歩いていた。
こんな姿は、誰にも見られたくない。
それなのに、なんで部屋に戻るだけでこんな長い廊下を歩かないといけないんだ。
『エンヴィーたちは、戻ってきたのかな?』
俺は、ラストやスロウスたちよりも、エンヴィーのことが一番心配だ。
彼女は、俺の姉さんだけど、戦闘には不向きな性格をしている。
エンヴィーは、七つの大罪の中では誰よりも優しい子だ。
そんな彼女に俺のこんな姿は見せられない……。
『しばらく傷を癒すために外には出ないでおこう……』
グラトニーがからかってきても無視だな。
そんなことを考えながら歩いていた時、すぐ近くで聞き覚えのある嫌な声が聞こえてきた。
『なぁ、少しくらい俺の遊び相手になってくれよぉ』
『あいつか……』
俺が心底嫌っている奴、暴食の妖精グラトニーだ。
俺はあいつが大嫌いだ。
あいつは、次男でありながらエンヴィーやラストを虐めて楽しんでやがる。
人間で言うと、権力者が弱者を虐めているようなものだ。
エンヴィーとラストは妹だというのに。
いつもはラースが傍にいるから、グラトニーも簡単には手出ししてこない。
となると、今はラースが傍にいないのか?
『およそ、ラスト辺りが虐められてるだろうな……。エンヴィーはラースから離れないし』
そんなことを考えて、グラトニーのいる場から立ち去ろうとした時、俺の耳に声が届いた。
『や、やめて……。グラトニー……』
『っ!!』
もちろんその声には聞き覚えがある。
俺がその声を聞き違えるはずなんてない。
俺は廊下の角からグラトニーの様子を伺い、奴の目の前にいる人物を見て驚く。
『エンヴィー?!』
なぜエンヴィーがここに居るんだ?
普段ラースから離れないエンヴィーがここに来るのは珍しい。
ここは俺の部屋やスロウス部屋、それに今エンヴィーの目の前にいるグラトニーの部屋がある階だ。



